Facebookでストームグラスの投稿をみて、欲しくなったので自作
ストームグラスとは19世紀のヨーロッパで使われた天気予報の道具
エタノール、精製水、樟脳、硝酸カリウム、塩化アンモニウム、をガラス管に封じ込め、その沈殿物の状態から天気を予想
まずは形から・・・・というわけで、完成形を予想していいちこフラスコを入手
中身はおいしくいただきました
硝酸カリウム・塩化アンモニウムは日常品で使われている、硝酸アンモニウム・塩化カリウムで代用できるという、以下の記事を参考に必要材料を入手
月刊「化学」2013年(68巻)12月号
センセイ必見!! 簡単DIYでアッと驚く 魅せて教える科学実験(12)砂時計と樟脳を使ってストームグラスをつくる!! : 結晶の変化で天気がわかる?
http://www.kagakudojin.co.jp/kagaku/web-kagaku03/c6812/c6812-jikken/_SWF_Window.html?pagecode=1
さっそく、試作・・・・硝酸アンモニウムを瞬間冷却剤である「ヒヤロン」から取り出すのだが、尿素も含まれているため、容量は倍量使用・・・
結晶形成が始まる前になんと溶液は2層に分離、「ヒヤロン」の尿素成分が悪さをしているらしい
その後しばらくすると、2層の分離面から上下に結晶形成開始・・・・
上層の透明な方は綺麗な結晶が出るが、下層の白濁した方は尿素が同時に結晶しているようでもやもやとした感じ
透明な上層部だけを取り出せば尿素のない完成品が手に入れられるでしょう・・・
「ひえっぺ」には尿素が使われていないためそちらを手に入れようと考えたが・・・・なんかめんどくさくなってきた
・・・・・ぶったぎりはしょりましたが、試行錯誤を経て、硝酸カリウム・塩化アンモニウムの試薬を入手しストームグラス完成
<いいちこフラスコストームグラスの材料(800ml)>
硝酸カリウム20g
塩化アンモニウム20g
樟脳80g
無水エタノール320ml
精製水280ml