eQSLのアカウント作成について
まずはeQSLにおけるアカウントについて説明をします
eQSLにおいてはコールサインと期間の組み合わせで1つのアカウントという考え方をします。この意味を少し詳しく見ていきます。JH4PHWというコールサインで1976年に開局しました。これでひとつのアカウントです。JH4PHW/4というコールサインで1976年FDコンテストで山口県の豊浦郡に移動し、1977年FDコンテストでは山口県小野田市に、1978年はまた豊浦郡で、そして1999年に豊浦郡で運用したらどのようになるでしょうか?
上の4つが正解になります。1978年から1999年までの間他のQTHから運用していない場合はこれでよいです。
このように運用の際に使用したコールサインと期間が重要となります。その間に持てる住所は1つになります。グリッドロケータが同じ豊浦郡でも違う場合は別のアカウントにする必要があることも付け加えておきます。また、豊浦郡は現在は下関市になっています。JCC番号が変わって常置場所以外からの運用で/4を付けるのであれば分かる必要があります。
基本は理解できましたか?コールサインと期間でQTHとGLが一緒であれば使いまわして問題ありません。
2つ目以降のアカウントの作り方
メニューからマイアカウントをクリックしてください。一番下に上記の画面があります。ここに順次データを入れていきます。
コールサイン、期間の始まりと終わりまではもういいですね。アカウント名(入力必須)とありますが、QTH Nicknameのことです。最初のアカウントの作り方で説明したようにネーミングルールを決めておきましょう。グリッドロケータはここで間違えると自分で変更ができませんので正しく入れてください。市郡区はローマ字で入力をお願いします。
ここまで入れたらCreate Newのボタンを押して作成をしてください。これで新しアカウントが作成されました。プロフィールでデータの過不足がないかを確認して、カードのデザインを修正したら完了になります。
複数作るのは面倒なのでコメントにQTHとグリッドロケータを書くのではだめかという質問をよくいただきます。コメントにそのアカウントに設定したQTH情報と異なるQTHを入れている場合はそのアカウントで発行した全カード、受け取った全カード、すべてが無効になります。せっかく移動運用をしてもeQSLでのアワードの自動照合には合致しませんので残念ながら使うことができません。また、アワードの発行の妨げにもなっていますので正しい設定をお願いします。
最近FT8などで国内もJH4PHW/Pなどのように/Pを付ける局が増えてきました。これは国際的にも一般的になっていますのでお使いいただいて構いません。同様にJH4PHWで/1を付けずに関東から出ることがあると思います。その場合は関東の住所を入れて、4エリアの常置場所と別のアカウントしてください。住所を東京などの住所にしておいていただければアワードには有効ですし、WPXの申請時にはJH1としてカウントされるようにプログラムされています。
実際に当局のアカウントのリストでは現在20以上アカウントがあります。上の表でいう住所が書いてある1つずつがアカウントになります。したがいまして、免許は4つですが、移動局JH4PHWは結構な数があります。移動が多い方はそれぞれのアカウントの期間などを整理すると分かりやすいと思います。
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