Capillary Stove 毛細管現象利用式ストーブ
副室加圧式のストーブをいくつか製作したがプレヒート時間が長かった。
いろいろと調べてみると毛細管現象を利用した場合その時間が大幅に短縮できるとのことで試行錯誤しながら製作してみた。
<目標>
◯65mm(350ml)缶使用
◯簡易な製作工程(短時間、特殊な道具・材料を必要としない)
◯プレヒート10秒程度
以下は覚え書きです。
Capillary Stove 毛細管現象利用式アルコールストーブ
<材料>
・65mm(350ml)空缶 2本
・アルミホイル
・ホチキス 2針
<構造>
<外筒>
<内筒>
空き缶素材そのままの長さから左右6mmをのりしろとするとおよそ2mmの副室となる
・底部のひだ部分を軽く折り曲げる
・接合部はホチキスで留める
<上部構造>
・内口を切り開く
・噴出口の位置8ヶ所を画鋲で記す
・この時点では穴を開けない
・高さ10mmで切り出す
・噴出口の出口にバリが出ないように外側から画鋲で穴を開ける
・穴は小さいほどジェットの勢いが大
・トルネード状の炎にする場合は穴開け後画鋲で角度をつける
<副室内>
・アルミホイルにしわをつけた後、幅37mm程度に成型する。
<組み立て>
・副室にアルミホイルを3重にして挿入
・底部まで入れる
・内筒上部にはみ出さない
・上部構造をはめ込む
・内筒との間に隙間ができないように注意
・外筒上部を内側に折り込む
・完成
<Fire!>
・全高42mm
・プレヒート:10秒
・アルコール50cc燃焼時間:17分
噴出口をもっと内側にしたいが、今の構造では難しい。
なるほどー、どうやってフープを構成しているか疑問でしたが理解できました。
フープって言うより隙間のままの空間を利用している感じなんですね。
動画を拝見する限り爆沸現象が出ていないことに驚きました。毛管現象型って爆沸が起こりやすい特徴があって、それでフープ容積をある程度大きくしたりして対策してたんですよ。内壁を完全密閉にしないでルーズなままの感じが逃げ口を作り出しているのかなー? 見事な解決策だと思います!
tetkさんありがとうございます。
内壁と上部構造は接着していませんが、漏洩しないように外筒上部を折り込むときに強く押さえています。しかし、密閉とはいえませんね。
漏洩があるとすれば内壁接合部からの方が大きいかなと思っています。
書き忘れました、フランジ部位を使わずに済むことも
大いなる進化だと感心しました。
ピンバイス加工が、ネックでしたから。
画鋲で穴明出来たら
、多くの人が 習作を作って、学習出来ます
eizoさんを、リスペクトします
トップ部分の改善も、さらに進化の余地あり
また新しいストーブがデビューしそうです
JSBさんの動画、沢山拝見させていただいています。
その独創性にただただ感心いたしております。
とても参考になります。
今後もよろしくお願いいたします。
くしゃくしゃの アルミホイル、ヤッパリそうか!
3層壁を、作ったとき
吸い上げ効果が良く印象に残りました
あれをどう使えば
良いのか、解らなかった
(涙)
eizoさん 今晩は m(_ _)m
詳細な製作過程の紹介。。。 成る程ぉ~…(^^♪
素晴らしいです、、、 ヽ(^。^)ノ
sijimi001さん、ありがとうございます。
まとめていると新しいアイデアが浮かんできます。