・全高:38mm
・重量:12.5g
・容量:60ml
(副室にアルミ箔3枚挿入の物の方が1.5g軽かった)
アルコールストーブの容量の目安?
米1合を磨いで浸水30min
水は先日の経験からちょっと多めの200ml
04min:グツグツ
05min:火力調整は考えていないので勢いよく吹きこぼれる
08min:チリチリ・カツカツ
自然燃焼だと50mlのアルコールで17minの燃焼時間だが今回は15minほど・・・
輻射熱で気化がすすみ燃焼時間は短縮される。
屋内での実験で50mlの燃料で1合の米を炊くことができた。
条件の悪い屋外だともう少し燃焼時間が必要であろう。
今回の製作使用のCapillary Stoveは容量60ml程度なので1合の炊飯にはちょうど良い大きさと考える。
市販アルコールストーブには火力調整の蓋が付いていたりするようなので途中の火力調整も考えてみたい。
簡単材料で作ることのできる立ち上がりの早いアルコールストーブ
充分野外で使用できるレベルのものなのでひとまず一区切り
黄炎を改善したいが材料・構造の大きな見直しが必要か?
<材料>
・65mm(350ml)空き缶2本
<道具>
・定規
・カッターナイフ
・画鋲
・全高42mm
・容量60ml
・プレヒート:10秒以内
・アルコール50cc燃焼時間:17分
Capillary Stove 毛細管現象利用式ストーブ
副室加圧式のストーブをいくつか製作したがプレヒート時間が長かった。
いろいろと調べてみると毛細管現象を利用した場合その時間が大幅に短縮できるとのことで試行錯誤しながら製作してみた。
<目標>
◯65mm(350ml)缶使用
◯簡易な製作工程(短時間、特殊な道具・材料を必要としない)
◯プレヒート10秒程度
以下は覚え書きです。
Capillary Stove 毛細管現象利用式アルコールストーブ
<材料>
・65mm(350ml)空缶 2本
・アルミホイル
・ホチキス 2針
<構造>
<外筒>
<内筒>
空き缶素材そのままの長さから左右6mmをのりしろとするとおよそ2mmの副室となる
・底部のひだ部分を軽く折り曲げる
・接合部はホチキスで留める
<上部構造>
・内口を切り開く
・噴出口の位置8ヶ所を画鋲で記す
・この時点では穴を開けない
・高さ10mmで切り出す
・噴出口の出口にバリが出ないように外側から画鋲で穴を開ける
・穴は小さいほどジェットの勢いが大
・トルネード状の炎にする場合は穴開け後画鋲で角度をつける
<副室内>
・アルミホイルにしわをつけた後、幅37mm程度に成型する。
<組み立て>
・副室にアルミホイルを3重にして挿入
・底部まで入れる
・内筒上部にはみ出さない
・上部構造をはめ込む
・内筒との間に隙間ができないように注意
・外筒上部を内側に折り込む
・完成
<Fire!>
・全高42mm
・プレヒート:10秒
・アルコール50cc燃焼時間:17分
噴出口をもっと内側にしたいが、今の構造では難しい。